市川海老蔵(35)が8月に初めての自主公演「ABKAI(えびかい)」(東京・渋谷シアターコクーン、3~18日)を行うことが20日、分かった。歌舞伎版「はなさかじいさん」を歌舞伎初挑戦の宮本亜門氏の演出、劇作家宮沢章夫氏の脚本で上演し、歌舞伎十八番「蛇柳(じゃやなぎ)」も舞踊劇で上演する。

 父市川団十郎さんの亡くなる前から準備した海老蔵は「伝統を守りつつ、これからの歌舞伎、自分のことを考え、新たなことに挑戦したいという思いに駆られ、自主公演を決断した」という。歌舞伎十八番復活に意欲的だった団十郎さんの遺志を継ぎ、上演が少ない「蛇柳」を復活する。

 また、シアターコクーンは、中村勘三郎さんが拠点とした劇場だけに「特別な思いがある。新たな歌舞伎人生の始まりということも含めて気合を入れ直し、もう一回り役者としても人間としても大きくなれるよう挑みたい」と話した。

 [2013年2月21日6時10分]日刊スポーツのオススメ