ロックバンド、サカナクションのギター・ボーカルの山口一郎(45)が14日夜、自身のYouTube生配信で、2012年にリリースした楽曲「夜の踊り子」のリバイバルヒットを感謝した。
「夜の踊り子」は現在、ネット上で爆発的な人気がっ出ている。きっかけはネットミームだった。インドネシアの伝統的なボートレース「パチュ・ジャルール(Pacu Jalur)」の動画に「夜の踊り子」が使用され、ネット上で大バズり。船の先頭に立つ子供の船頭がテンポよく舞いを披露。「夜の踊り子」のリズムとピッタリと同化。有名人や一般人が次々と「夜の踊り子」ダンスを披露する現象が巻き起こっている。
山口は生配信で「19年目に来て全盛期来てるんだよなぁ。本当にありがたい話です。感謝しかない」としみじみ語った。
「時間がたって評価されるって…ユーミンさんも言ってたんだよ。『本当のポップスは5年後、10年後に評価されるのが、本当のポップスなのよ』」と松任谷由実の言葉を紹介。
「どういう構図なのかって、その時思ってたのは、音楽が敏感な人がまず反応して、反応したものがあとで沢山の人に知られていくっていう構図がそういうことをいってると思ったんだけど。今ってSNSから音楽を知る人がたくさんいるわけじゃん、若い人とか。そういうところに、そういう音楽の届け方が広まって、昔のサカナクションの曲が使われて、この曲いいなって気付いてもらえるのって悪いことじゃないじゃん、どんな映像であろうが」と持論を展開した。
「ミュージシャンにとって、一番怖いことは忘れられることなのよ。俺、うつ病で休んだ時に本当にそれが怖かった。俺、やっぱり音楽しかないからさ。病気でそれができなくなって、忘れられた消えてしまうのが怖かった。それに比べたら、今の状況なんてさ、こんないい状況ないですよ。自分の生きがいがさ、誰かの生きがいになれてるなんて。こんなすてきな人間関係ないじゃない。だから幸せです。これ以上何もいらない。何の文句もない、みんなに感謝しかない」と熱く語った。
バンドの公式Xは「夜の踊り子」が「Spotify(スポティファイ)トップ50」「オリコンデイリーストリーミングランキング(5月12日(火)集計分)」「アップルミュージックでトップソング」でそれぞれ1位を獲得したことを報告している。
ギターは岩寺基晴、ベースは草刈愛美、ドラムは江島啓一、キーボードは岡崎英美。フロントマンの山口は4月からニッポン放送「サカナクション山口一郎のオールナイトニッポン」(火曜深夜1時)のパーソナリティーに就任。



