松竹芸能は6日、オセロ中島知子(41)とのマネジメント契約を解除したと発表した。先月28日に中島から解除の申し入れがあった際は再考を促したが、その後、同社に無断で取材を受けたことなどを憂慮し「弊社の意向を無視した行動を看過することはできず、契約を継続することは不可能」と判断した。同社の配慮を無視した行動の末、契約を解除された中島が希望する早期の芸能界復帰は、極めて厳しい状況となった。

 93年に養成所に入所してから約20年。中島と松竹芸能との縁が断絶した。同社は、11年2月に洗脳騒動と家賃滞納問題を起こした中島を、病院や専門家の手配含め全面的にサポートしてきた。この日も「健康状態が万全でないとの判断に関しては疑いの余地がない」としている。また、中島と契約を結んだままでは「弊社の事業を継続していく上での社会的責任を果たせない」などとして「断腸の思い」で契約解除に踏み切ったという。