俳優西田敏行(66)が27日、都内で行われたテレビ東京系新春ワイド時代劇「影武者

 徳川家康」(来年1月2日午後6時)の会見に出席し、TBS系「半沢直樹」の視聴率を超えたいと語った。

 関ケ原の戦いで、西田演じる徳川家康が、実は暗殺されてしまい、影武者が時代を動かす娯楽作品。

 幼い頃、正月には毎年、親と一緒に時代劇映画を見ていたという西田は「見ていた作品はフィクション性、娯楽性の高いものでした。清水次郎長と国定忠治がばったり街道で出会うなど。何の違和感もなく楽しく見た。ああ、いいなと。そういう感じの思いをこの作品に感じた。楽しい時間になると確信した」とPRした。さらに「チャンネルをテレビ東京に合わせて、視聴率半沢超えをよろしくお願いします」と語った。

 西田は本物の徳川家康と影武者の2役。「楽しんでやった。難しさはビリヤードで言えばスリークッション。かなり腕に自信がないとできない。恐縮です」と会場を笑わせた。

 会見には共演の観月ありさ、山本耕史、名取裕子、高橋英樹も出席した。西田との共演は、94年TBS系「いつも心に太陽を」以来約20年ぶりという観月は「当時、私は10代。まさか大人になって西田さんの側室(お梶の方)をやるとは思わなかった。感慨深い」と語った。西田は「立派になられたな。貫禄と威厳さえ感じる。僕の方が身を委ねました」と観月を評価した。