俳優草刈正雄(61)の長女でダンサーの紅蘭(くらん=24)が11日夜、千葉市の稲毛海浜公園で開催された日本初の「エレクトリックラン」に初挑戦した。

 午後7時30分。夜の公園がクラブと化した。蛍光グッズを身につけた約1万人の参加者が集結し、次々とスタート。紅蘭もピンクのメガネに黄色のタンクトップを胸までまくり上げた“超セクシースタイル”で参加し、5キロのコースを約30分で完走した。「きれいなイルミネーションとノリノリの音楽の中で走って最高に楽しかったです。5キロがあっという間で、もう少し距離がほしかった」と、充実した表情で振り返った。

 紅蘭は仕事上、週2~3日、スポーツジムで筋力トレーニングに励む“肉体派女子”だ。今回イベントに出場したきっかけは、大好きな音楽と体を動かすことが出来る「一石二鳥のイベント」だったからという。

 草刈からはこの日、特にアドバイスはなかったが「仕事は楽しむもの」との教えを受けている。幼少期から草刈が役者として体作りをしている姿も見ている。紅蘭は「パパの仕事への姿勢はすごい。次は、ぜひパパとフルマラソンに挑戦したいです」と意欲を見せた。

 エレクトリックランは12年11月に米国でスタート。これまで米国内で35大会が実施された。昨年はオーストラリアで開催され、今年はアジアや欧州などにも進出する世界で人気のランニングイベントだ。

 会場では音楽に合わせて光る噴水やレーザー光線などを使った演出が施されている。タイム計測や順位はなく、途中で写真撮影などをしながら自身のペースで完走することができるのが特徴だ。