読売テレビの望月規夫社長が16日、大阪市内で新春会見を開き、昨年1月に食道がんのため死去した歌手やしきたかじんさんの名前を冠した同局の討論番組「たかじんのそこまで言って委員会」(関西ローカル、日曜、午後1時30分)について、今後もたかじんさんの名前を冠して放送するとの意向を示した。

 望月社長は「委員会は視聴率がいい。冠を外す、外さないという具体的な検討はしていない」と同じ番組名で放送を続けるとした。

 同局は、たかじんさんの一周忌を追悼する特別番組「2015年たかじんが生きていたらここまでやるでSHOW」(18日午後3時)も放送する。たかじんさんの“遺志”を継いだ出演者たちが突撃ロケを敢行する。望月社長は「たかじんさんが生きておられたら、きっと、こういうことをやるだろうという内容です」とした。