ももいろクローバーZが、映画「ドラゴンボールZ

 復活の『F』」(4月18日公開、山室直儀監督)のゲスト声優を担当することが3日、発表され、都内スタジオでヒット祈願の豆まきイベントに出席した。

 5人とも道着姿で、百田夏菜子(20)は頭をスーパーサイヤ人のカツラ、高城れに(21)はクリリンのそり頭のかぶり物で登場し、「出オチ」を誘っていた。佐々木彩夏(18)は「グループ名に『Z』が付いたときから、いつかできたらいいなと心の中で思っていた。実現して夢のようです」と目を輝かせた。

 イベントには、主人公の孫悟空の声を担当する野沢雅子も出席した。ももクロは13年4月に安倍首相主催の「桜を見る会」で初めて野沢と会い、意気投合したという。野沢から「私にとっては身内のようなもの」と歓迎され、5人は大喜びだった。昨年は佐々木彩夏(18)が単独でアニメ映画の声優を務めたが、5人そろっての映画声優挑戦は初めて。佐々木が「みんなよりアフレコは先輩なので…」と先輩風を吹かせようとすると、百田から「ちょっと待って佐々木さん。それを野沢さんの前で言う?

 すごく上から来るんですよね」と一刀両断されていた。

 5人はフリーザが幽閉されている地獄にいる天使の役で、物語のオープニングを飾る重要な役割という。百田が「私は普段から天使なので」とドヤ顔でボケると、野沢から「そうだよね」とやさしすぎるフォローが入り、恥ずかしがりながら「着飾らずにやりたい」と意気込んだ。

 豆まきでは、フリーザを鬼役に、6人で豆をぶつけた。玉井詩織(19)が「鬼は外」と言いながら、豆のような高城の頭を投げようとすると、高城から「豆じゃね~し」と抵抗されていた。