15日に公開された映画「紙の月」に主演した女優宮沢りえ(41)が同日放送されたTBS系「王様のブランチ」に出演し、共演した大島優子(26)の演技について「センターにいた人は違う」と絶賛した。

 同日に行われる初日舞台あいさつを前に同番組に出演したのは宮沢と大島、池松壮亮(24)の3人。映画の撮影秘話を語った3人だったが、劇中で宮沢と大島が熱演したロッカールームのシーンについて問われた大島は「あまりに宮沢さんが近いので、『宮沢りえだ』と飲み込まれそうになった」と宮沢の演技に圧倒されたと告白。

 それに対し、宮沢は首を横に振りながら「(大島は)堂々としていた」と評し、「監督の演出を瞬時に咀嚼(そしゃく)して、瞬発力がすごい!センターにいた人は違う」と絶賛した。宮沢の高評価にうれしそうな大島だったが、さらに映画のPRなどの番組出演での仕切りも「こういう場(PR出演)は大島さん」と宮沢から頼りにされている様子をうかがわせ、照れまくる大島だった。

 宮沢と大島は劇中では銀行員を演じているが、お札を数えるシーンについて問われ、2人して口をそろえ「大変だった」と息の合ったところを見せていた。