女優米倉涼子(36)が23日、都内で、主演するテレビ朝日系特別ドラマ「ナサケの女Special~国税局査察官~」(2月4日午後9時)の会見に出席した。ドラマでは久々のキスシーンがあり「いい経験になった」と語った。

 10年秋に放送された連続ドラマの特別編で、脱税者を摘発する女性査察官(米倉)の奮闘を描く。作品では、捜査のほか、米倉と青年医師を演じた速水もこみちとの恋の設定もある。

 米倉は「ドラマでは7年ぶりに恋するシーンがあります。だっこされたり、結婚式、キスシーンもあっていい経験になりました」と語った。司会者から「久しぶりのキスの味は」と問われると「覚えていません。緊張して」と照れた。ドラマでラブシーンが少ないのは「希望したこともないです。恥ずかしくて」と説明した。

 一方で、恋の相手を演じた速水は「スペインの情熱的な感じでした。本当に緊張しました」と米倉の唇を表現した。米倉の白無垢(むく)姿には「本当にすてきでした。女性も憧れるお姉さんですし年下の僕も憧れます」と絶賛。米倉も「本当に格好良くて、見るのも恥ずかしかった」と速水の印象を紹介した。

 2人が白無垢とはかま姿で挙式のシーンを収録したのは昨夏の猛暑の中。米倉は「きつかったです。本当にきつかった。冷房のきいている場で味わいたかった」と、もらした。せっかくの幸せなシーンも、実は楽ではなかったようだ。