内博貴(26)主演の音楽劇「ザ・オダサク」が来年、東京・新橋演舞場(5月25日~6月2日)と大阪・松竹座(5月9~21日)で上演されることが29日、分かった。「夫婦善哉」などで知られ、47年に33歳で亡くなった「オダサク」こと作家織田作之助の熱い青春を描く舞台。織田は来年生誕100年を迎える。

 このほど演出の錦織一清(47)が立ち会う中、スチール撮影が都内で行われた。内は「僕と同じ26歳で、あのような文章が書けるのはすごいと思った」。松竹座は8年ぶり、演舞場は初登場。「松竹座は事務所に入って初めてステージに立った劇場で原点の場所。演舞場に出演させていただけるのはすごいこと」。

 錦織は「内は僕の若いころより非常に均整の取れた男。安心して一緒に舞台を作っていける」。内も「不安がないといえばウソになる。錦織さんが演出で支えてくださるので、どんと構えて思い切ってやろうと思います」。共演は姿月あさと、陽月華、新納慎也、浜中文一ら。