赤西仁(29)の再始動シングル「HEY

 WHAT’S

 UP?」が、9日までに東京ガールズコレクション(通称TGC)の公式ソングに決定した。女優黒木メイサ(25)との電撃結婚を所属事務所に事後報告したペナルティーとして、約1年5カ月に及ぶ事実上の謹慎生活を送った。芸能活動再開にも厳しい視線が送られるだけに、華やかな舞台を再起の新曲でどこまで彩れるかが注目される。

 TGCは10~20代女性向けの大規模ファッションショーで、05年の初開催以降、年2回のペースで国内外の大都市で行われる。人気モデル、タレントが多数出演し、前回都内で行われた際は、約3万人が来場した。7日に発売した赤西の新曲はTGC初の公式ソングとしてPRはもちろん、今月31日にさいたまスーパーアリーナで開催される第17回東京ガールズコレクション2013AWの会場でも使用される。作詞、作曲も手掛けた赤西は「TGCに集結する日本中のおしゃれなガールズたちがこの曲で踊ってくれたら最高です」と話している。

 TGC実行委員会は、赤西の新曲採用について「明るく祝祭感に満ちたダンスチューンの世界観が、TGCの『日本のガールズカルチャーを世界へ』というコンセプトに通じるものがありました」と説明。前回のTGCでは安室奈美恵がサプライズ出演し、新曲を披露するなどライブも見どころの1つ。現段階で赤西の出演予定はないが、公式ソングの縁もあり、サプライズ出演も期待される。

 現在、赤西はアルバム制作中。月内に新曲発売記念イベントを行う。先日はNHKBSプレミアム「ザ少年倶楽部」(9月4、11日放送)の収録にも臨んだ。着々と再起の道を歩んでいるように見える。一方で所属事務所は活動再開時に「新曲発売は完全復帰に向けての第1歩」と、あくまで試金石ととらえている。その意味でもTGCに来場するガールズたちの反応も、完全復活のカギになるかもしれない。