日本テレビは29日、「ハクション大魔王」や「科学忍者隊ガッチャマン」を手掛けるアニメ制作会社タツノコプロを買収すると発表した。キャラクターを生かした関連ビジネスを強化する。これまで親会社だったタカラトミーから株式の54・3%(議決権ベース)を31日付で取得し、子会社化する。取得額は非公表。タカラトミーも引き続き20・0%の株式を保有し、タツノコプロや日テレと連携する。タツノコプロは1962年設立。タイムボカンシリーズ「ヤッターマン」や「昆虫物語みつばちハッチ」なども手掛けている。