音楽プロデューサー小林武史(55)が才能を見いだした歌姫が、デビュー前にドラマ主題歌に抜てきされたことが6月30日、分かった。シンガー・ソングライター桐島ノドカ(23)で、テレビ東京系ドラマ「ラスト・ドクター」(7月11日スタート、金曜午後7時58分)の主題歌「Wahの歌」を作詞作曲し、歌う。さわやかなポップスで伸びやかな歌声を響かせる。3歳からピアノを始め13歳で聖歌隊入り。12年から小林の元で曲作りを学んできた。

 今年3月に音楽配信サイト「OTOTOY」がデモ音源「ボーダーライン」を取り上げると約1カ月で2000ダウンロードを記録して話題を呼んだ。「『Wahの歌』はこれからを生きていこうとする人のための曲。ドラマに勇気のようなものを少しでも添えられたら幸せです」。来年予定の本格デビューを前に、桐島の歌声が日本列島に響き渡る。