小惑星探査機のプロジェクトを描いた映画「はやぶさ/HAYABUSA」(堤幸彦監督)が来春、全米公開されることが1日、分かった。同日、東京のTOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台あいさつが行われ、堤監督が発表した。ロサンゼルスなど10都市で上映されるという。主演の竹内結子(31)は「すごいですね。実感がわきませんが、そういう作品に参加させていただいて大変光栄なこと。字幕を見て英語の勉強をしようと思います」、堤監督は「素直にうれしいです。世界に日本の偉業を見てもらいたい」と喜んだ。

 また、あいさつを締めた竹内は、前日にテレビドラマのクランクアップがあったことに触れ「夏場の撮影だったので体調も崩し、ダメかもと思いましたが、この映画のことを思い出して頑張れると思った」と明かした。ほかに西田敏行、高嶋政宏、佐野史郎、鶴見辰吾らが出席。