トカゲ男は本当にいるのか? 目撃情報が相次いでいる米サウスカロライナ州ビショップビルで、新たな証拠画像が公開された。米ABCテレビ電子版などによると、2日午前に住民の女性が同地の教会の周辺で目撃。携帯電話で撮影し、同局に電子メールで画像を投稿した。「神に誓って、これは作り物じゃない。興奮してるわ!」と書き添えてあった。身長は約210センチで、トカゲが立って走っているように見える。胸回りの筋肉が発達し、手足の爪が長い。「スケープ・オレ」と呼ばれる湿地で生息しているとされる。

 今年5月に撮影された目撃映像も、同局に投稿された。同湿地の近くで撮影され、約30メートル先でトカゲ男が動いているように見える。撮影した男性は「教会の目撃情報を聞いて、僕も投稿しようと思った。頭がおかしいと思われるかもしれないので、映像の存在は秘密にしていた」と話した。

 初めての目撃情報は、1988年夏。男性が夜中に同湿地近くの道路脇に車を止め、タイヤを交換。その後、指が3本しかない怪物が車の屋根に飛び乗り、男性は車を蛇行させて、怪物を振り落としたという。その後も車の被害報告が続いたため、地元のラジオ局が、トカゲ男を生け捕りした者に100万ドル(約1億2500万円)の懸賞金を出すと発表した。