沖縄県名護市辺野古沖で3月、船2隻が転覆し、同志社国際高(京都府)の女子生徒ら2人が死亡した事故で、船の運航団体「ヘリ基地反対協議会」は1日「大切なお子さまを亡くされたご遺族に計り知れない悲しみと苦しみをもたらしたこと、心より深くおわび申し上げます」とのコメントをホームページに掲載した。団体は4月2日にも謝罪文を掲載していた。
死亡した同校2年武石知華さん(17)の遺族が投稿サイト「note(ノート)」で、事故直後に団体から直接の謝罪がなかったと4月17日付で発信したことに触れ「ご遺族にさらなる深い傷を負わせてしまったことを重く受け止めています」とした。事故後の対応は不十分で不適切だったと陳謝した。
未成年を船に乗せた判断自体に重大な誤りがあり、安全確保への自覚が欠けていたと強調。生徒や保護者、学校関係者への謝罪も記した。
団体は代理人を通じ、遺族や同校に直接謝罪したいと申し入れる書面を4月3日付で同校に送っている。
事故は3月16日に発生し、2隻には研修旅行で平和学習中の同校の生徒ら21人が乗船していた。武石さんと金井創船長(71)が死亡し、生徒12人を含む14人が負傷。2隻は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設に抗議する船としても使われていた。(共同)

