女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の21日の平均視聴率が19・3%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は11日放送の第8話の20・4%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 21日は、美代子(木村佳乃)が東京で出会った警察官の綿引(竜星涼)から手紙が届く。綿引は非番を利用して実(沢村一樹)を捜索してくれていた。どきどきして手紙の封を開けた美代子だったが、実はまだ見つからないという内容だった。その夜、仏壇に置いていた手紙を読んでしまい、実が行方不明になったことを初めて知ったちよ子(宮原和)が帰ってこなくなる、という回だった。