オランダ1部ヘーレンフェインMF小林祐希(26)が15日、オランダの全日程を終え羽田空港に帰国した。

 帰国後、そのまま静岡・磐田に移動し、古巣のジュビロ磐田の練習に参加。そこで18日のW杯ロシア大会に向けた親善試合ガーナ戦の日本代表メンバーの発表を待つ。「ジュビロでいいインテンシティー(強度)で練習できるかな。ジュビロで練習して、そこからですね、今後を待つのは」と明かした。

 今季は32試合に出場し、ユトレヒトとの欧州(EL)リーグ出場をかけたプレーオフではフリーキックも決めた。FKの場面ではチームメート2人とキッカーを争ったことを明かし「オレが蹴ると。その前の試合でいい感覚で蹴れていたので。めっちゃ緊張した。決めたら(仲間が)次も譲るよ、と言ってくれました」と笑みをこぼした。

 今季を終え「4試合、出られなかったけど、最後は尻上がりに良くなった」と手応えを口にした。今後について「夏にステップアップして自分の来年のチームがどうなってるか楽しみ。自分が選べる中で一番のビッグクラブに行きます。そうじゃないと面白くないでしょ。試合出られるチームで、ということでなく、もう、冒険ですね、ここから」とさらなる飛躍を誓っていた。