マンチェスターUの選手たちを乗せた飛行機が、墜落寸前のピンチに陥っていたことが分かった。マンチェスター・イブニングニューズ電子版など地元メディアが26日、伝えた。マンUは欧州CL1次リーグ・レーバークーゼン(ドイツ)戦のため、チャーター機でケルンの空港へ移動。高度400メートルまで下降し、着陸寸前となった時に、異常を示す警告ランプが点灯した。

 滑走路に別の飛行機がいたための警告で、チャーター機はすぐさま急上昇。上空で旋回し、予定時刻の10分後に無事に着陸し、58年に起きた「ミュンヘンの悲劇(マンUのチャーター機が墜落し、23人が死亡)」のような惨事は回避された。DFファーディナンドは自身のツイッターで「ドイツに到着。オレは今、激しく上下した着陸の体験から回復しているところ」とつぶやいた。