クリスタルパレスの日本代表MF鎌田大地(29)は2-2で引き分けたホームのエバートン戦にフル出場した。決勝進出を決めた7日の欧州カンファレンスリーグ準決勝シャフタル・ドネツク(ウクライナ)戦から中2日の過密日程でも攻守に存在感を示した。

後半20分のFWサールへの浮き球のパス、同アディショナルタイムのFWマテタへのスルーパスなど、何度も好機を演出した。中盤の球際の争いに奮闘しただけでなく、後半39分には一気に駆け上がってペナルティーエリア内に進入。抜け出そうとしたところで相手DFと接触したが、PK獲得にはならなかった。

加入2季目。プレミアリーグ通算59試合の出場で得点とアシストともに0は物足りないが、今季はそうした分かりやすいデータだけでは今季の鎌田のプレーは語れないかもしれない。

昨季は34試合1554分に出場して警告4、退場1と不用意なファウルで失点のきっかけになるような場面も散見されたが、今季は25試合1758分の出場で退場はなく、イエローカードを2枚にとどめる。主にボランチとして体を張るシーンが増えながらもファウルが減少。最高峰のリーグの戦いにより適応した証しか。6月に開幕するFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会でも日本代表の主力として期待される。