団塊Jr女性の半数が30歳まで子供なし
71〜74年の第2次ベビーブーム期に生まれた現在30代前半の女性の半数以上が、30歳までに赤ちゃんを産んでいないことが3日、出生状況をテーマにまとめた厚生労働省の人口動態統計特殊報告で分かった。
出産できるとされる15〜49歳の女性の人口は今後十数年にわたって減り続けることが分かっており、厚労省は「人数の多い第2次ベビーブーム世代の女性に子供が少ないことで、少子化が加速度的に進み、人口減少に拍車がかかる恐れがある」と分析している。
特殊報告によると、30歳までに子供を産んでいない女性は、53年生まれは18%だったが、世代を追うごとに増加。61年生まれで30%、67年生まれで40%をそれぞれ突破。出生数が200万人以上だった第2次ベビーブーム期の73年生まれは51%で、初めて半数を超えた。
第2次ベビーブーム期の4年間の平均は50・3%。40歳まででみると、53年生まれは10・2%だが、64年生まれは22・3%となっており「晩産化・無産化」が進んでいることを裏付けている。
一方、結婚前に妊娠した「できちゃった婚」で生まれた第1子は、04年は26・7%で、前回調査の00年より2・5ポイント増加。都道府県別では沖縄が42・2%と唯一の40%台で、佐賀、岩手、熊本の順に続く。反対に最も低かったのは滋賀の23・6%で、神奈川、兵庫がわずかの差で続いた。
特殊報告は、毎年課題を変えて人口動態統計のデータを詳細に分析。出生をテーマにしたのは01年度以来。
[2006/3/3/18:31]
|