国際陸連は17日、同日の陸上男子3000メートル障害決勝で3位に入った2004年アテネ、12年ロンドン五輪金メダルのエゼキエル・ケンボイ(ケニア)を、トラック外に出たとして失格処分にしたと発表した。4位だったマイディーヌ・メキシベナバ(フランス)が銅メダルとなった。

 フランスチームから抗議があり、国際陸連の審判員が映像で確認した結果、水濠をクリアした後、コーナーでトラック外に踏み出していた。34歳で世界選手権4連覇中だったケンボイはレース後、現役引退を表明していた。