タス通信などによると、ロシアのムトコ・スポーツ相は30日、ドーピング問題でロシアの重量挙げ選手のリオデジャネイロ五輪参加を禁じた国際競技連盟の処分について、撤回を求めてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に一両日中にも異議を申し立てる考えを示した。

 また、リオ五輪に出場が認められたロシア選手は30日時点で266人だと説明。リオ・パラリンピックへのロシア参加の可否については、国際パラリンピック委員会(IPC)が8月3日に検討する予定だと明かした。

 ドーピング問題でロシアの国家関与を認定した世界反ドーピング機関(WADA)の報告書については、法的に詳細に反論すると述べた。