ロシアの国ぐるみのドーピング問題でリオデジャネイロ五輪に出場できなかった陸上女子棒高跳びの世界記録保持者、エレーナ・イシンバエワ(34)がリオデジャネイロに到着し、連帯責任で選手も五輪から除外されたことに「決して同意しないし、決して許さない」と改めて抗議した。ロシアメディアが15日に伝えた。

 19日にリオで記者会見し、現役引退を発表する予定。立候補している国際オリンピック委員会(IOC)の選手委員選挙には「選挙のためにここに来なければならなかった。チャンスは(候補者)全員にある」と述べた。同じ陸上で男子ハンマー投げの室伏広治氏(ミズノ)も立候補している。