寺本明日香(20=レジックスポーツ)が合計57・965点で8位に入賞した。日本勢の入賞は1964年東京五輪の池田敬子(6位)以来、52年ぶり。村上茉愛(20=日体大)は56・665点で14位だった。優勝はシモーン・バイルス(19=米国)で62・198点だった。

 予選を12位で通過した寺本は、3種目を終えて14位だったが、最終種目の跳馬で15・100点の高得点をマークし、一気に順位を上げた。[試合経過]※【】内は種目終了時点での順位<1:段違い平行棒>

 寺本が14・566点、村上が13・766点でスタート。【寺本9位、村上18位】<2:平均台>

 寺本はミスなくこなし14・266点、村上は終盤でややバランスを崩し、13・900点。【寺本10位、村上20位】<3:床運動>

 寺本は14・033。村上はシリバスを決めたものの、その後のシリーズ着地が大きく乱れるミスがあり、14・133と伸びず。【寺本14位、村上20位】<4:跳馬>

 寺本は前方伸身宙返り1回半ひねりをしっかりと着地まで決めガッツポーズ。15・100点とこの日初めての15点台。村上は14・866点。【寺本8位、村上14位】

 ◆個人総合決勝

 予選の上位24人が出場、6種目の合計点で争う。