まさかのハプニングが起きた。渡部香生子(19=JSS立石)は失格と発表されたが、日本水泳連盟の抗議が受け入れられ、約1時間後に失格が取り消され、1分07秒22の全体16位で準決勝進出となった。

 レース後は悔しさをにじませ、声を震わせながら「あまり悪いことはなかった。1本目で緊張してたのかな。なぜ、失格になったのか分からないけど、気持ちを切りかえてこのレースを生かしたい」と話していた。

 一時は200メートル平泳ぎへ気持ちを切り替えたていたものの、渡部がハプニングに負けず、100の準決勝へ思いをぶつけるつもりだ。