リオデジャネイロ五輪の重量挙げ日本代表が18日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿を公開し、春から続く腰痛で調整が遅れていた女子48キロ級ロンドン五輪銀メダルの三宅宏実(いちご)は、本番を想定した試技でまずまずの結果を残し「ジャークで失敗はあったが、(設定した重さに)挑戦できたことが収穫」と明るい表情で語った。

 男子62キロ級の糸数陽一(警視庁)は、ジャークで5月にマークした日本記録を2キロ上回る170キロに成功。「さらに調子が上がっている。トータルで300キロ以上を挙げればメダルも目指せる」と強気に語った。リオ五輪には男子3人、女子4人が出場する。