レスリング女子で04年アテネ五輪、08年北京五輪でそれぞれ銅メダルを獲得した浜口京子(38=ジャパンビバレッジ)が14日、父で元プロレスラーのアニマル浜口氏(68)とともに都内でのイベントに出席した。

 浜口は昨年12月に五輪挑戦を断念することを表明。現役は続行するとしているが、具体的な時期などはこの日も明言はなかった。「今回は(五輪に)出ないけど、今後どういう気持ちになっていくか、2020年も含めて楽しみ。自分の人生なので考えて進みたい」と話した。

 リオデジャネイロ五輪はゲスト解説、キャスターとして現地に向かう。浜口は「リオで全力で気合を入れて応援したい」と笑顔を見せた。またアニマル氏も「女子レスリングを応援する。なんといっても吉田沙保里、伊調馨。4連覇でリオの空に日の丸があがるのを見たい。吉田の高速タックル、伊調の完璧な心技体に期待。(全階級制覇となる)6個の金メダルも夢じゃない」と期待。前人未到の五輪4連覇を目指す53キロ級の吉田、58キロ級の伊調ら日本チームにエールを送った。