アロマが55キロで秋へ伸びる/ラジオN賞
<高木一成の読み切った!!:ラジオNIKKEI賞>
メーンは3歳馬による福島の名物レース、ラジオNIKKEI賞(G3)。3連単マスター高木一成は7枠14番アロマカフェを狙った。前売り1番人気のトゥザグローリーとは青葉賞で小差の勝負をしており、1キロ軽いハンデ55キロなら逆転可能と読む。
アロマカフェの初重賞制覇に期待した。スプリングS6着、青葉賞4着とクラシックのトライアルは、あとひと息の結果に終わった。ダービー7着のトゥザグローリー、皐月賞とNHKマイルCの春G1・2戦を経験したガルボの方が実績は上位だ。だが、このレースは春の段階での格を問われない。むしろ、ここをステップに秋に伸びていく馬が狙い目になる。その意味でも、クラシックに届かなかったがゆえに、リフレッシュの期間が与えられた◎に目がいく。
前売り1番人気は青葉賞で先着されたトゥザグローリーだが、その着差は1/2馬身+首のコンマ1秒差しかない。アロマは小脚を使ってまくり気味に上がっていく器用さがあるが、青葉賞は内でロスなく進んでいたのが不運。前の馬がバテてきた時には外には何重もの壁があり、ポジションを下げざるを得なかった。直線ではさばいて再加速。外からスムーズに瞬発力を爆発させたトゥザグローリーにはかわされたが、馬体が合ってからの脚色はほぼ互角で、それほどの力差は感じなかった。目イチ仕上げ後のライバルに対して、アロマは余力十分。1キロのアドバンテージをもらえるとなれば逆転は可能だ。
不良馬場2勝のパワータイプで、福島の荒れてきた馬場も苦にしない。この枠ならスムーズにまくっていくレースが期待できる。
全10場での重賞制覇がかかる池江泰郎師のトゥザグローリーは強敵になるが、対抗には配当妙味のあるガルボを選んだ。G1・2戦の2ケタ着順で大きく人気を落としているが、強敵相手の経験は侮れない。シンザン記念の勝ちっぷりからも能力は相当なものを秘める。馬単(14)=(4)、(14)=(9)、(14)(8)、(14)(1)、(14)(5)、(14)(13)。
[2010年7月4日8時43分 紙面から]
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