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成長したヴァーミリアン/JCダート

- ジャパンCダートで中央G1初制覇を狙うヴァーミリアン
<岡山俊明の本日快晴:東京11R>
ひと回り大きくなったヴァーミリアンに注目! 外国馬3頭を迎えてのジャパンCダートで「本日快晴」の岡山俊明は今春のドバイでさらなる成長を遂げた◎の中央G1初制覇に期待する。新味を出して圧勝した前走JBCクラシックを見ても能力上位は明らか。昨年4着の雪辱を果たすチャンスは十分とみた。
この春に現地で目撃したドバイWCは、勝ったインヴァソール以上にヴァーミリアンの頑張りに感銘を受けた。世界のトップを相手に堂々と勝ちにいく競馬。最強馬に早めに来られて直線ズブズブになってもおかしくない展開だったが、最後まで力を振り絞って賞金圏内の4着に踏みとどまった。馬も歯を食いしばるのだ。石坂師は「レースから上がってきても、なかなか息が入らないほどきつかった。最初から最後まで緩みのない競馬を、あきらめずに走り切った。大した馬だと思うよ」と感心する。異国での厳しい経験が一段と馬を成長させた。迷わず本命にする。
トレーナーは十分な休養を取らせた後、余分な競馬を使わずに11・24に照準を合わせてきた。秋初戦に選んだJBCクラシックはフリオーソ、サンライズバッカス、ブルーコンコルド相手に4馬身差の圧勝。今までは早めに先頭に立って押し切る戦法が多かったが、馬群を割って抜け出してきた。レースに幅が出たのは大きい。「勝ち負けとは思っていたが、思っていた以上に強かった」。ここ7戦、適性のあるダートの2000メートル以上しか走っていない。陣営は徹底して得意の距離にこだわった。長距離のリズムに慣れている意味で、マイルを使ってきた組よりアドバンテージがある。
4着に終わった昨年とは臨戦過程に雲泥の差がある。東海S13着から立て直して休み明け初戦だったが、今年は久々をたたいて2戦目。アグネスワールドで英G1を取っている久保助手は「去年を1とすれば今年は10。いいころの雰囲気に戻って、走りたくて仕方ない感じ。負けられない」と出来に太鼓判を押す。
8冠兄妹のダイワメジャー&ダイワスカーレットとは同じ一族。優秀な母系が、ダートで負けなかった父エルコンドルパサーの資質を存分に生かしている。ダート6勝の合計着差は25馬身に達する。リーディングを奪還して勢いを取り戻した武豊騎手は、浦和記念(シーキングザダイヤ)と京阪杯(サンアディユ)で重賞連勝中。逆らわない方がいい。
[2007年11月24日8時15分 紙面から]
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