日本サッカー協会の犬飼基昭会長(66)が、08年の最後の公務を辛口提言で締めた。高校選手権の鹿島学園-一条を観戦後、金の卵たちに苦言を呈した。まず、PK戦でほとんどの選手が、PKスポットまで歩いて行く姿に「タラタラ歩いていくな。走って行け」とピシャリ。さらに、試合中の転倒シーンが多いことに「転び過ぎる。この前のクラブW杯では、転ぶのは恥だというものを感じた。これは指導者の問題でもある。転ぶとすぐに笛を吹く審判の問題でもある」と一刀両断だ。「技術委員会に話をする」と、協会としての検討課題にすることを明言した。