U-22日本代表は、J2京都と練習試合を行った。1-2で敗れたが終了間際に一矢。初招集の最年少19歳、FW鎌田大地(鳥栖)のアシストでMF前田直輝(松本)が1点を返した。

 鎌田は慢性的な左膝痛に配慮され、後半16分から途中出場した。4-2-3-1のトップ下、残り約20分は4-3-3の1トップでプレー。後半43分に左サイドを破って左足でクロスを送り、ファーサイドの前田直に届けた。前日25日に座禅修行し「選択肢が多く頭にあった中で(前田直に)合わせたので『無の境地』ではなかったけど、集中できた結果」と振り返った。

 代表デビュー戦で点に絡み、手倉森監督からも評価されたが「アシスト1つじゃ少ない」と笑顔なし。定着へ、満足はしなかった。