来年のリオデジャネイロ五輪への出場を目指すU-22(22歳以下)日本代表候補は28日、佐賀市内で合宿4日目の練習を行った。

 前日の練習試合福岡大戦で無得点に終わったことも踏まえ、攻撃面の戦術練習に時間を割いた。MF遠藤航(湘南)は「昨日の試合は縦に急ぎすぎたところもあった。それでも球際とか、攻守の切り替えとかは悪くなかった。サッカーの方向性に変わりはないけど、質は確実に上がっている」と振り返った。

 29日の合宿最終日には、J1鳥栖との練習試合を予定している。日本代表のハリルホジッチ監督も視察予定。A代表も経験している遠藤は「球際の強さをみせたい」と“御前試合”への意気込みをつけくわえた。