日本代表FW香川真司(24=マンチェスターU)は、再起をかけて英国へ飛び立った。16日早朝、ミンスクから出発直前、冬での移籍について「まったく考えていない」と、きっぱり否定した。出場機会を得られていないマンUでの今季だが「試合で結果を残せなくて弱気になることは絶対にしたくない。だからといってマンUの選手だから何でもできるなんて勘違いもしていない」。必死に前を向いた。
欧州遠征の2試合で露呈した、試合勘の欠如。その影響を「気持ちもコンディションも両方」と話した通り、奮わなかった。15日のベラルーシ戦でも、前半はリズムをつくり出そうとがむしゃらにボールに絡むが、後半は存在感を消した。「個人的には代表の前に、マンUで出ないといけないと、痛感した2試合」。今季開幕当初は口にすることがなかった出場機会減が及ぼす悪影響を認めるしかなかった。
19日に再開するプレミアリーグでは、DF吉田のサウサンプトンと対戦。欧州CLを含め7連戦が待つ。その後は再び代表欧州合宿がある。「試合に出ないといけない。この1カ月の戦い。チームで出ないと代表に直結する。貪欲にチャレンジしないといけない」。自らに言い聞かせた。【栗田成芳】

