サッカー男子のリオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたU-23(23歳以下)アジア選手権に臨む日本代表は13日午後4時半(日本時間午後10時半)から、カタールのドーハでの1次リーグB組初戦で北朝鮮と対戦する。

 11日は午前の約1時間の調整で戦術を確認。午後には試合会場で練習し、ピッチの感触を確かめた。

 2度の練習はともに大半が非公開で、公開された冒頭の部分では遠藤航(浦和)久保裕也(ヤングボーイズ)らがパス回しなどで体を動かした。

 手倉森監督はこれまで施設管理上の理由で練習を見せないことはあったが、内容を隠すのは異例。初戦への緊張感が高まってきた。

 選手らによると、練習ではセットプレーの確認に注力した。攻撃では高さ不足を補うトリックプレーも用意しているという。GK櫛引(鹿島)は「午前、午後を通し、攻守のセットプレーを確認できた。いろんなオプションもある」と話した。