U-23日本代表MF大島僚太(22)が強烈な先制ミドル弾を見舞った。前半31分に、ゴールまで約30メートルの位置から放った右足ミドルシュートで、ゴール左上に突き刺した。

 「きれいに決まったかなと思います。勝てたのが収穫」と、試合後に手応えを口にした。相手選手を1人かわしてからの一連のプレー。「抜いたところでシュートを打とうと思っていた。スペースがあいていたのでしっかり決めようと思った」と話した。

 1次リーグ3連勝で終え、決勝トーナメント準々決勝の相手はイラン。シミュレーションも兼ねたサウジアラビア戦をフル出場で終え、「サウジはイランに似ていたのでイメージが湧きやすかった。一発勝負でいい流れできているので、自分たちのサッカーをできるようにしたい」と次を見据えた。