9月
長谷川アリーアジャスール (東京/MF)
伏線があった21日名古屋戦の強烈ミドル弾
日刊スポーツ評論家中山雅史氏が解説
素晴らしいゴールだった。名古屋戦(9月21日)の先制ミドルには伏線があったから。ルーカスからボールを受けたとき、一瞬ゴールを見て小さくキックフェイントを入れている。食ってかかってきたDFも見事に引っかかって、動きを止めてしまっている。長谷川は立ち上がりにも1本、ミドルシュートを放っていて、DFも「こいつは打ってくる」というのが頭にあったのだろう。だから、シュートコースを完全に防がれることなく、打つことができたんだと思う。
ゴール前にはたくさんの相手が待ちかまえている。これらを打破するために、あらゆる手を尽くしてゴールを狙う。ミドルシュートというのは、そのうちの1つで、難易度も高い。でもミドルが打てる中盤がいるとFWというのは助かる。DFは食い止めようと、ゴール前から飛び出していかなければならない。ゴール前から外れれば、それだけFWへのマークが少なくなるということ。今度はゴール前での攻防で、主導権を握ることができるからね。
聞くところによると、長谷川はこの試合からトップ下に入ったという。大宮戦(同28日)の先制アシストでは相手の裏まで走って、深い位置からクロスをあげた。シュートを打つことでも、自ら動きだすことでも、相手のバランスを崩すことができるというのは、長谷川の強みだということが証明された。
あとは、FWとの連係面を充実させていけば、攻撃のバリエーションは自然と増えていくんじゃないかな。DFが迷うような攻撃を仕掛けることができる。結果的にチームを勝利に導けるわけだからね。(元日本代表FW)
- J2東京V開幕戦でタオルマフラープレゼント[23日13:02]
- 日本代表代表監督絞る ミチェルかハリルホジッチ[23日12:58]
- J1山形アルセウ 当たり強いつなぎ役[23日11:16]
- J1仙台 出遅れ金久保「試合出たい」[23日11:07]
- J1山形 初黒星で見えた課題[23日11:06]
- J2札幌都倉、実戦5戦目でやっと出たん弾[23日11:05]
- J2札幌稲本4戦ぶり実戦52分出場[23日11:04]
- J1清水長沢、先制ヘディング弾守り切った[23日10:46]
- J1東京FW武藤、ファンに「得点王」誓う[23日07:51]
- ACLG大阪「大人サッカー」でアジア頂点へ[23日07:51]
- J1G大阪新スタ、ダービーでこけら落とし[23日07:51]
- J1名古屋西野監督嘆く、攻守に課題多い[23日07:51]
- J1神戸ネルシ監督、17歳DF藤谷に手応え[23日07:51]
- J1清水大榎監督「評価できる」完封勝ち[23日07:50]
- J2岐阜の珍事!?ラモス監督が負けて褒めた[23日00:15]
- J1鳥栖、タイのクラブにPK戦で敗れる[22日22:29]
- ACLG大阪東口ACLで「アジア王者になる」[22日21:23]
- J3福島の星ツインズ、開幕プロデビューだ[22日12:31]
- サッカー仙台L川村「まだミス多い」交流戦終了[22日12:22]
- J1仙台ウイルソン、今季初実戦で早速ゴール[22日12:19]