神戸のU-22(22歳以下)日本代表DF岩波拓也(20)が気持ちを切り替え、リーグ初勝利に貢献する。3日は、神戸市内で広島戦(4日、Eスタ)に向けて練習を行った。

 岩波は、U-22日本代表として、リオデジャネイロ五輪アジア1次予選を兼ねたU-23アジア選手権(マレーシア)に臨んでいたが、初戦のマカオ戦で相手選手と競り合った際に頭を強打。脳振とうのため、チームを離脱し、30日に帰国した。

 帰国後検査を受け、2日から神戸の練習に合流。この日も問題なくフルメニューを消化した。

 岩波は「代表ではケガをしてもったいなかった。迷惑をかけてしまった。その分リーグに切り替えて、広島戦で100%を出したい」。ネルシーニョ監督も「問題ないし、試合に出られる状態。モチベーション高くチームに戻ってきてくれた」と、安心した様子だった。