C大阪が助っ人の2戦連続アベック弾で岐阜に快勝した。元ウルグアイ代表FWフォルラン(35)が先制ゴールを挙げ、元ドイツ代表FWカカウ(34)も芸術的なループシュートで続き完封。3勝3分けで順位を1つ上げ、4位につけた。
百戦錬磨のフォルランは難しい“水上戦”を心得ていた。朝から降り続く雨でピッチに水がたまり、パスを出しても水しぶきを上げて止まるコンディション。それでも後半21分、ワンチャンスで決めた。ペナルティーアーク付近に入った高い球に飛び出した相手GKとDFが交錯。こぼれ球に反応し、無人のゴールにフルショットでたたき込んだ。
「(悪条件で)サッカーの質を問えないゲーム。相手のミスをうまくついてチームが勝つという典型的な試合。うれしくて思わず思いっきり打ってしまった」
チームに勢いを呼んだ先制弾に、FWカカウも同37分の華麗なループシュートで続いた。水たまりで失速した相手のバックパスをかっさらい、ドリブルで持ち込んで最後は冷静に状況を判断。「水でボールが止まったので、GKの動きを見て、ループしかないと判断した。勝利につながるゴールが決められてうれしく思う」。高い技術の詰まった1発で岐阜を沈めた。
相手のミスを待ち、チャンスを確実に決めた歴戦の両ストライカーが、ともに2戦連発。1年でのJ1復帰を目指すチームは開幕から3勝3分けと好調だ。【上田博志】



