左膝痛で離脱していたG大阪のDF岩下敬輔(28)が4日、全体練習に合流した。4月26日新潟戦で負傷。大一番となった2日の首位浦和戦を含め、2試合欠場していた。

 6日にはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント進出をかけ、ホーム万博で城南(韓国)と対戦する。長谷川健太監督(49)は「試合はやれる状態になっている。後は状態を見ながらです」と説明。先発かどうかは現時点で流動的だが、ベンチ入りさせる方針だ。

 チームは、守備の要となる岩下を欠いて浦和に惜敗し、リーグ戦で今季初の首位浮上を逃している。岩下は「いい方向にいく自信がないのなら、プロとしてどうなのかな…と思っている」と話し、チームに闘争心を植え付ける考えだ。