J2札幌FW都倉賢(28)が、明日6月1日C大阪戦での4戦連発を誓った。10ゴールで得点ランク首位のC大阪FWフォルラン(元ウルグアイ代表)は、全盛期のDVDを取り寄せ、得点の形を学んだ手本。「一流選手から学び影響を受けた。形を持っているし、その形を自分のアイデアに変えてきた。リスペクトしながら、やることをやって勝利を目指す」と“師匠”の前でのゴールを目標に掲げた。

 草津時代の09年7月4日徳島戦から同18日札幌戦まで4戦連発を記録。次節決めれば自己最長タイ、かつクラブの日本人最長記録(13年内村)に並ぶ。「当時(6年前)は自分さえ決めればというプレーも多かったし本気でJ1を狙う立場でもなかった。今は年齢も置かれた状況も違う。チームが意図した形で取ることに力を注ぎたい」。2度目の4戦連発で精神、プレーともに成長した姿を示す。

 前節徳島戦はヘッドでの正確なパスで荒野の先制点をアシストし、2点目も挙げた。30日の練習ではFW中央でプレーし、11戦連続先発が濃厚。5戦6発と量産中の9番が難敵から得点を奪い、バルバ体制初3連勝に導く。【永野高輔】