藤枝順心(静岡・東海1)のエースFW児野楓香(3年)が4戦連発で、2大会ぶりの決勝進出に貢献した。

 前半25分、MF肝付萌(3年)のスルーパスを受け、左サイドをドリブル突破。相手DFを背負いながら、左足ゴールを決めた。後半22分には、相手GKのミスを見逃さず、長い距離を走ってゴール前に詰めて放ったシュートがオウンゴールを誘って追加点を演出した。

 昨年は準決勝で敗退しただけに、児野は「めっちゃうれしいです。最後、しっかりみんなで笑えるようにしたい」と話した。10日の決勝に向けては「次は最後まで自分たちのサッカーをしたい。もう少し点を入れられるところがあった。1つ1つ丁寧にやっていきたい」と意気込んでいた。