FC町田ゼルビアがホームで東京ヴェルディを0-0からのPK戦で4-2と下した。

シュート数は7本対3本という手堅いゲームとなったが、町田が攻守に上回り終始、試合の主導権を握り最後はPK戦で押し切った。

ワールドカップ(W杯)北中米大会の日本代表メンバーの発表を15日に控え、注目されるFW相馬勇紀はこの日もベンチ外となった。アジア・チャンピオンズリーグエリート(ACLE)から帰国後、リーグ戦5試合を欠場。負傷明けから強行出場したことで、不具合が出ているという。

それでも黒田剛監督は、町田からW杯代表メンバーが出ることを期待してやまない。

試合後の会見で、W杯メンバー選出について問われると「最終的には日本代表スタッフが決めることなので、そこに対して意見を言ったりお願いするわけにはいかないので何とも言えません」と断った。その上でこう続けた。

「今日のPKでゴールを守った谷晃生は、今までわW杯のPKで痛い目に遭っている日本代表には、PK要員として絶対に必要なキーパーになってくると私は思っています」

「相馬とかこういった選手は必ず私はやってくれると信じていますし、中山雄太も町田にはいる。1人でも町田の選手が選ばれることを願いながら、楽しみに発表を待ちたい」

特にエース三苫が負傷している中、同じタイプの相馬が体調万全なら有力な候補メンバーとなりそうだ。現在の体の不具合がどの程度のものかは不明だが、そこを問われた黒田監督はこう話した。

「もちろん代表というところも視野に入れていると思うので、そのへんは本人も期待しながらというか、あわよくばというところもあると思うので。出れば出たで必ず仕事をしてくれる選手だと思っていますし、彼のやっぱり特異性というのは海外でも通用するということはACLでも立証されているので、その辺を評価していただければ面白い結果を生むのではないかと思います」

この言葉を読み解けば、ここ5試合チームから離脱している相馬だが、W杯を見越してコンディション調整を進めているとも取れる。運命の「5・15」。一足跳びのごとくビッグクラブへの歩みを進めるクラブから、初の所属選手としてのW杯プレーヤーが誕生するかもしれない。

【百年構想リーグ】町田がPK戦制す、神戸は京都に1-0勝利/スコア詳細