なでしこリーグ4位の仙台レディースDF北原佳奈(27)が、15日のコノミヤ高槻とのアウェー戦で、4試合ぶりのスタメン復帰が有力となった。左膝外側に違和感があり戦列を離れていたが、前節8日の日テレ戦ではベンチ入り。仙台市内で調整した11日、千葉泰伸監督(45)は「もう1度戻してみて、どれだけのパフォーマンスができるのかを見てみたい」と、起用する考えを示した。
昨年の女子W杯準優勝メンバーでもあるセンターバックは「外から見えるものがあった」とパスの出しどころなどが勉強になったといい、出場のなかった3試合を無駄にしていなかった。9位コノミヤ高槻は5-4-1の守備的布陣で、千葉監督は「セットプレーで得点できると、かなり楽になる」と分析。身長173センチと高さのある北原が、キーマンの1人になる。
なでしこジャパン高倉麻子新監督(48)が日テレ戦を視察した際、北原のケガを気にしていたという。女子W杯以降は代表に選ばれていないが、なでしこ初の女性監督は注目している。「代表に入りたい気持ちはありますが、それよりもチームで存在感を増していかないと」と、リーグ戦での実力発揮が一番の近道と考える。
対人の強さや、最終ラインからのロングフィードが武器。今季、新潟から仙台に移籍し「まだまだチームで出せていない」と納得はしていないが、セットプレーでは「チャンスがあれば点を取りたい」と意欲的。得点力を示せば、高倉監督へ大きなアピールになる。【久野朗】



