5位岡山がJ1昇格プレーオフのライバル6位京都に完敗した。

 前半3分に失点。反撃にMF矢島慎也(22)を中心として攻撃を組み立てたが、なかなかゴールを割れなかった。

 矢島は「前半、京都と同じくらいのチャンスがあった。でも、最後の決めきるところは個人の力で、そこが相手の方が上だった」と分析した。

 矢島自身は後半32分に負傷交代。直前の京都FWエスクデロ競飛王のカウンターに並走した時に「足をつってしまう形になった」といい「次の試合には支障はない」と話した。

 チームは2連敗となり勝ち点が63で京都に並ばれた。上回っている得失点差も2に縮まってしまい、長沢監督は「次の試合が大事。次もまたトーナメントみたいな試合になるが、しっかり準備したい」と必死に切り替えた。