生放送の方が選手宣誓よりも緊張した!? 全国高校サッカーで初優勝した青森山田が10日、日本テレビ系列の情報番組「ZIP!」に生出演。早朝から優勝の喜びを報告した。住永翔主将(3年)は「カミカミでした」と緊張からうまくしゃべれなかったと苦笑い。開会式では約3分の堂々とした選手宣誓を行ったが、全国の生放送では持ち前のコメント力を発揮できなかった様子。それでもお天気コーナーでMF嵯峨理久(3年)が見事なキックで用意されたセットの仕掛けに命中させるなどイレブンの魅力をお茶の間へと伝えた。

 優勝から一夜明け、住永は「日本一をとったことがどれだけすごいことか、周りから(祝福を)言われてあらためて実感する。1位になれてうれしい」と顔をほころばせた。選手らはテレビ出演を終え、東京の宿舎から青森へと帰るためにバスで出発。片道約10時間の帰路についた。