FC東京がユース所属の高校1年、FW久保建英(16)のトップチーム昇格を検討していることが19日、関係者の話で分かった。今後、学業面への影響や本人の意向を確認した上で決めるという。

 久保はスペインの強豪バルセロナの下部組織で育ったホープ。昨年9月にユース所属のままトップチームに登録され、今年4月にFC東京U-23(23歳以下)の一員としてJ3最年少得点記録を樹立、5月にはYBCルヴァン杯に出場してJ1公式戦デビューを果たした。

 代表でも5、6月のU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)に“飛び級”で出場するなど評価が高く、2020年東京五輪での活躍が期待されている。