鹿島がセットプレーを武器に10月1日大宮戦の勝利を狙う。9月30日の最終調整では念入りにCK、FKをチェックした。キッカーだったMF小笠原が故障離脱しているだけに、新キッカーのMF中後の球筋などをチーム全体で確認。28日の清水戦で豪快なミドル弾を決めたMF青木を、セットプレー時にこぼれ球を狙えるペナルティーエリアのライン付近に配置した。

 DF岩政は「最近セットプレーからの得点がないから、監督も不満だったのでしょう」と重点的な練習の意図をくみ取っていた。