アジア・サッカー連盟(AFC)は25日、上海で2008年の年間表彰各賞を発表し、最優秀監督賞にG大阪の西野朗監督が選ばれた。日本人監督の受賞は1998年の桑原隆氏(当時磐田)に続いて2人目。2000年には日本代表のフィリップ・トルシエ監督が受賞している。

 最優秀選手賞は、候補となっていたMF遠藤保仁(G大阪)DF中沢佑二(横浜)の日本勢は落選した。ウズベキスタン代表のジェパロフが受賞した。

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で初優勝したG大阪が最優秀クラブ賞に選ばれたほか、日本代表が最優秀代表チーム賞に輝いた。最優秀フェアプレー協会賞には日本協会が選出された。またサッカーの普及と発展に貢献した人物に贈られる「アジアのダイヤモンド賞」には、6月に死去した長沼健元日本協会会長が選ばれた。

 全13部門のうち、日本関連の受賞が最多の5部門を占めた。