元日本代表のMF中田英寿氏(32)が28日、都内で会見を開き、4月12日に山梨県甲府市で行ったチャリティーマッチ「TAKE

 ACTION

 FC」対甲府戦の収益で、南アフリカにサッカーボール2万個を配布することを明らかにした。この試合は同氏が代表理事を務める「テイクアクション・ファンデーション」が立ち上げ、開催した。

 南アフリカでのサッカーボール配布は、6月から9月にかけ、日本ユニセフ協会と協同で行う。ただ寄付するだけではなく、コーチングスタッフも派遣し、貧困地域の青少年に生き抜く力(ライフスキル)を伝える活動も併せて行うという。中田氏は「年間1万個を配布できればと思っていたが、大きな数字が残せて満足」と成果を強調した。